札幌の住宅事情(広くて、家賃が安い)21大都市で比較

札幌の住宅事情(広くて、家賃が安い)21大都市で比較

5年ごとに実施している「住宅・土地統計調査(総務省)」の札幌市分が公表されました。他の大都市と比べてどんな特徴があるのでしょうか

概要

政令指定都市(20市)と東京都区部を加えた21大都市の比較です。

・札幌の住宅総戸数は、105万戸で、年々増加。空き家は12.5万戸、率は11.9%で平均よりちょっと下(13番目)。

・空き家のうち、賃貸住宅が7.6万戸と多い

・空き家の戸数が多いのが東京都区部552万戸、率では大阪17.7%

・ 1人当た り居住室 の畳数 は、14.52畳で2番でけっこう広い、ちなみに1番は新潟市15.02畳

・ 1人当た り居住室 の畳数 はけっこう広めですが、形態でみると持家16.61畳、借家11.47畳と大きな差があります。

・ 民営借家の1畳当たり家賃 は、2,804円/畳で3番目に低い、ちなみに一番高いのが東京都区部の6,266円/畳、1番安いのが北九州市の2,614円/畳

・住宅105万戸のうち、持ち家と借家はそれぞれ45万戸と同じぐらいの比率です。http://www.city.sapporo.jp/toukei/tokusyu/documents/h30house.pdf

 

まとめ

少子高齢化ですが、住宅は増えています。空き家の多くを占める借家ですが、低金利のせいもあって、民間アパートも近所のあちこちで工事が行われています。

札幌は、まもなく人口増が止まり、減少に転じると言われています。最近の転入の多くは、高齢者です。道内から病院や介護施設などがあり、除雪の苦労もないマンションが立地してる札幌に移り住む人が多いです。

仮説ですが、鉄道駅に近く徒歩圏に病院やスーパーなどがあるアパートやマンションは需要があるが、郊外の戸建て住宅、特に公共交通が不便な地区の物件は今後空き家となっていく可能性が高いと思います。

それにしても、札幌は土地も安いし、賃料も安いので、広めでゆったりして住環境を手に入れることができます。

 

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