全額減額されている年金が基準額変更で少しもらえるようになりそう(朗報)
11月26日の日経新聞に、「 年金減額基準、働く65歳以上は「月収47万円超維持」との記事がありました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52596040V21C19A1MM8000/
よく見ると、65才以上は現状維持ですが、「60~64歳は現行の28万円超から47万円超に引き上げる 」と書いてあります。
もらえるかも知れません。
在職老齢年金制度
この制度は年金と給料の合計が基準額を超えると年金が減る仕組みで、現在65歳以上は月47万円、60~64歳は月28万円が基準額 となっています。
私は、現在63才で民間企業に再就職してますが、62才から支給される特別支給の老齢厚生年金が全額減額されています。
62才になって年金事務所に、書類をそろえて申請に行きました。送られてきた決定通知書には、全額減額。知っていたとはいえがっかりです。
厚生年金に加入しない働き方(例えば自営業)をすれば減額されないというのも、釈然としないです。
試算(現在)
年金と給料の額によって、計算式が違いますが、
私のケースでは、基本月額①( 特別支給の老齢厚生年金の比例報酬部分)と総報酬月額相当額②(年棒の12分の1)とすると
(①+②-28万円)÷2が減額されます。
仮に年金(※基本月額①)を10万円/月とすると、給料(※ 総報酬月額相当額② )が、18万円/月を超すと減額がはじまり、38万円/月で10万円減額となり、年金無しです。
試算(基準額が上がると)
減額の式が分かりませんが、
仮に (①+②-47万円)÷2とすると
(減額後の年金月額は、(①-②)÷2+23.5 万円になります。)
年金10万円/月の場合、給料が37万円/月を超すと減額がはじまり、57万円/月で年金無しになります。
私の場合、現在全額カットですが、数万円年金がもらえるかもしれません。
※はっきり決まったことでもないので、ご注意ください。
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