札幌市の新しいホールが完成。hitaru(ひたる)こけら落とし
- 2018.10.24
- 再開発・プロジェクト
- hitaru, 旧厚生年金会館ホール, 札幌文化芸術劇場
単純な疑問
旧厚生年金会館ホールの後継となる札幌市の新しい多目的ホールhitaru(ひたる)が10月7日オープン。隣の街区に市民ホールがあるのにどうしてなんでしょう。
これまでの経緯
・昭和33年オープンの旧市民会館が耐震強度の不足と老朽化のため、平成19年3月休館した
・この時、新しい市民会館は、再開発エリアである創世ⅠⅠⅠ区(そうせいさんく)内に設置する方針だった。
・旧市民会館は稼働率も高かったため、後継ホールができるまで(いわば仮設の)現市民ホールを建設した。
・北海道の芸術文化拠点だった旧厚生年金会館ホールが、年金制度改革(年金の無駄遣い)により売却されることに。市民有志による存続運動がおこり、平成20年に札幌市が購入する。
・平成30年10月札幌創世スクエア内の札幌市の多目的施設「札幌市民交流プラザ」に新ホール:札幌文化芸術劇場(愛称:hitaru)が完成オープン。
参考資料
http://www.city.sapporo.jp/kikaku/downtown/project/documents/kihonkeikaku_1.pdf
まとめ
まとめると、新ホールは当初旧市民会館ホールの後継施設だった。
しかし札幌市が厚生年金会館を市が購入することとなってしまったため、現市民ホールを存続し、新ホールを厚生年金会館の後継ホールとした。
といことは、現市民ホールは、短期間の利用を前提にした安普請の施設なので、もうすこし手を入れて、機能向上をしてほしいと思います。
参考:1000席以上の多目的ホール
・教育文化会館(大ホール:1,100 席、小ホール:360 席)、札幌市民ホール(大ホール:1,500 席)、札幌文化芸術劇場(2,302席)
・ちなみに音楽専用ホールの札幌コンサートホール(愛称:きたら、大ホール:2,008席、小ホール:453 席)が中島公園内にあります。
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