basara88’s blog

札幌発 住みたいまちづくりのヒント

北3条広場(赤れんがプラザ)物語 道庁赤レンガ庁舎の目の前です

道庁赤レンガ庁舎前の道路を止めて、広場をつくりました。

 道庁赤レンガ庁舎といえば、札幌の観光スポットの1つで、毎日たくさんの観光者が訪れます。その目の前にある、北3条通にはイチョウが植えられ、赤れんが庁舎を背景としたイチョウ並木は、札幌を代表する景観となっています。

  この北海道の開拓や札幌を象徴する大切な場所に、「赤れんがプラザ」がオープン(2014年)しました。

 この場所は、かつて都市計画道路「北 3 条通」として利用されていましたが、車の乗り入れを禁止し、イベントやオープンカフェなどさまざまな利用が可能な広場に生まれ変わりました。

                                  出典:札幌市

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 歴史のある道路です。

 北3条通は札幌初の舗装道路で、1924 年(大正 13 年)に木塊舗装(木製レンガによる舗装)が施工されました。この木塊は、今回の広場整備に合わせて、保全措置を施し、広場の煉瓦舗装の下に保存されています。写真の下のほうに見えるのが、現物の木塊レンガです。

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 また、広場にあるイチョウ並木は、1925 年(大正 14 年)植樹(32本)されたもので、道内で最も古い街路樹として、樹齢 100 年を超えた今も 29 本が現存しています。
 

 都心まちづくり

 札幌市都心部では、現在、公共施設整備や民間ビルの建て替えなどが活発に行われています。

 市は、都心まちづくり計画(平成12年)、都心交通計画(平成16年)を相次いで策定し、 新たな魅力の創出や人や環境を重視する政策を実施してきました。

 北3条通では、将来の広場化を見据えて、空間活用の実証実験(路上イベント)を平成16年から継続的に実施するなど、関係者の合意形成をすすめてきました。
 平成19年には、隣接する三井JPビルの建設と広場化が都市計画提案され、公共貢献の一環としてに広場整備が行われることなりました。
 

広場とは?

 公的な広場は、公園内広場、駅前広場などがありますが、物品の販売や飲食の提供ができない。使い方に制限が多いなどの欠点があります。

 北3条広場は、道路法都市公園法のしばりをなるべく受けないよう、「札幌市北3条広場条例」を制定して柔軟な管理活用ができるようになっています。管理は、指定管理者の札幌駅前通まちづくり株式会社が行っています。

 

どのように使われてますか?

 四季を通じてさまざまないイベントが行われています。イベントがない時でもベンチとして利用できる植栽ますに座って、のんびりとすることができます。私は、三井JPビル側のオープンカフェでビール飲むのが好きです。

・代表的なイベント SAPP‿RO Flower Carpet、8月祭(盆踊り)、アカプラ会社対抗のど自慢大会、さっぽろユキテラス・・・

 

札幌市北3条広場オフィシャルサイト -SAPPORO KITA3-JO PLAZA-

 

 

実現のポイント

 歩行者天国を実施するのにも、いろいろなハードルがあって難しいのが現実です。

 実現にあたってのポイントは、以下のようなことでしょうか

 

・事業者の協力で駐車場の出入り口を設置しないようにできた。

・社会実験の実施により関係者の合意形成ができた。

・イベントの実施などを通じて、警察や道路管理者と良好な関係が構築できた。

・管理運営の主体となる組織が地元にできた。(札幌駅前通まちづくり会社

・デザイン検討委員会の検討により、上質な空間デザインとすることができた。

 

   ポートランドでも

私の好きな北米のまちポートランドにも、いい広場があります。

昔駐車場だったものを市民の広場に変えて作ったのが「パイオニア・コートハウス・スクエア」です。

Home | Portland's Living Room - Pioneer Courthouse Square

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