「グリーンスローモビリティの導入と活用の手引き」が公表
- 2021.06.29
- まちづくりのヒント

国土交通省は、時速 20km 未満で公道を走ることができる電動車「グリーンスローモビリティ」の手引きを公表しました。
概要
国土交通省は、環境への負荷軽減、狭い路地も通行可能、高齢者の移動手段の確保、観光客の周遊に生かせないか、グリーンスローモビリティの実証調査を平成 30 年度より実施してきました。
その成果をまとめ、手引きとして公表されました。
公共交通やコミュニティーバスの運行などが難しい地区での導入が期待されます。
グリーンスローモビリティは、その名称のとおり、Green(電動車を活用したエコな移動サービ
ス)、Slow(時速 20km 未満の低速な移動サービス)といった特長を有しています。
電動車であるため地域交通の脱炭素化に向けた取組として有効であり、ファースト・ラストマイ
ルを担う生活交通として、ゆっくりと景色を見られる観光交通としてなど、多様な用途での活用が期待されます。
国土交通省のwebページ
今後
グリーンスローモビリティの活用に向けた実証調査の実施を希望する地方公共団体からの企画提案を募集します。採択された地域に対しては、提案内容に基づく実証調査の実施のため、車両を無償貸与するとともに、国土交通省が委託する外部専門機関による助言支援を行います。
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